「スマートスピーカーってよく聞くけど、導入したら具体的に何ができるの?」
「スマートホームに憧れるけど、何から始めたらいいんだろう?」
数年前から私もこんな風に思っていました。
スマートホーム化に興味があったものの、「設定が難しそう」と二の足を踏んでいたんです。
そんな私が2024年7月のAmazonプライムデーでついにアレクサを導入しました。
ちょうどセールで Echo Popとスマートプラグのセットが2,980円 になっていて、「これなら試してみよう!」と購入を決めたのが始まりです。
合わせて購入したSwitchBotハブ2とも連携し、我が家のスマートホーム化が一気に進みました。
とても気に入って、1年後にはEcho Show5とSwitchBotハブミニを買い足すほどでした。
この記事では子育て中の我が家にアレクサを導入して、生活がどう変わったのか、具体的にどんなことができるのかなど、実際の体験談をお伝えしていきます。
アレクサを取り入れたきっかけ
プライムデーでEcho Popの購入を決めたのがスマートホーム生活の第一歩でした。
スマートホームといえば、エアコンやテレビ、照明などをリモコンなしで操作できる様子を思い浮かべますよね。
購入を決めた当初の私は、「スマートスピーカーさえあれば家電を音声で操作できる」とばかり思っていましたが、調べてみると家電の操作には別でスマートリモコンなるものが必要だと知りました。
そこで 、同じくプライムデーでセールになっていたSwitchBotハブ2(9,980円→7,480円) も合わせて購入。
以前からYouTubeやブログで「スマートホーム化で生活がラクになる」という情報をよく目にしていて、興味はあったものの、何から始めるべきか分からず手を出せずにいた私ですが、プライムデーのEcho PopやSwitchBotハブ2の大幅割引をきっかけに、失敗してもいいやと思い切って購入できました。
後から振り返ってもあの時飛び込んでみて良かったです。
我が家のアレクサ環境(導入アイテム紹介)
最初に2024年7月のプライムデーで購入したのが、 Echo Pop と SwitchBotハブ2 です。
まずはリビングに設置し、エアコンや照明を音声で操作できるようになりました。
その後1年間使ってみて「寝室にも欲しい!」と思い、
2025年7月のプライムデーで Echo Show 5 と SwitchBotハブミニ(Matter対応・温湿度センサー付き) を追加購入しました。
こうして機器が増えたことで、現在の配置は次のようになっています。
- リビング:Echo Show 5 + SwitchBotハブ2
- 寝室:Echo Pop + SwitchBotハブミニ(Matter対応・温湿度センサー付き)
画面付きのEcho Show 5はリビングに置きたかったのでこんな配置になりました。
画面があると、天気を尋ねたときにも画面でパッと確認できるのでやっぱり便利です。
追加購入したハブミニはハブ2より安価ですが、温湿度センサーが搭載されているのが特徴。
ハブ2のように画面表示はできないものの、「アレクサ、この部屋の温度は?」と聞けば答えてくれるので、寝室の快適さ管理に役立っています。
実際に使ってみた感想【できることレビュー】
家電操作がラクになった
エアコン、テレビ、照明を音声で操作できるように。
別の作業をしながらでも家電を操作できるのが便利です。
特に子育て中の我が家では、1歳の子どもがリモコン大好きで、手の届く場所に置いておくとすぐ触ってしまいます。
リモコンは高い位置に置き、普段の操作は音声で行えば安心。
また、我が家は1階にリビング、2階に寝室があるのですが、夏の寝室は暑くなりがち。
1階のEcho Showに「アレクサ、寝室のエアコンをつけて」と話しかけると、寝室のEcho Popとハブミニが反応して冷房を入れてくれるので、寝室に上がる頃には快適な温度になっています。
以前は夫婦のどちらかが2階に上がってエアコンを入れて戻る、という手間があったので、これは本当に画期的でした。
時刻・天気を聞くだけでわかる
「今何時?」「明日の天気は?」がすぐに聞けます。
echoを寝室に置いていると特に便利で、明け方に目が覚めて時間が気になるけどスマホの時計を見るほどではないとき、目を閉じたままアレクサに時刻を聞いています。
以前は横にいる夫に「今何時?」と聞いて面倒くさがられてましたが、今ではアレクサが家族の一員のように答えてくれます。
天気もアレクサの定型アクション機能を使えば、毎朝自動で「朝7時に天気予報を読み上げる」ということもできるので、テレビやスマホを確認する必要がないのが便利です。
買い物リスト機能が便利
我が家ではEcho Show 5をキッチンとリビングの間のカウンターに置いています。
料理中に調味料や食材が切れたとき、その場で「アレクサ、牛乳を買い物リストに追加して」とお願いすればOK。
追加された項目は、スマホのAlexaアプリから見られるので、外出先のスーパーでもチェック可能です。
またEcho Showのように画面がある端末なら、「アレクサ、買い物リストを見せて」と言ったときに出てくる画面でも確認できます。
画面なしのEcho Popを使っていたころは、アレクサに買い物リストを読み上げてもらってました。
わざわざスマホにメモを取らなくていいので、手が離せない料理中でもとても助かっています。
即座にメモをとれるので買い忘れが以前より減りました。
疑問をすぐ聞けるから子どもの教育にも使える
我が家ではおうち英語を実践していますが、親の英語力が高くないので「これ英語でなんて言うんだっけ?」と詰まることがよくあります。そんなときに役立つのがアレクサ。
「アレクサ、“すべり台をすべって”を英語で言って」
などと聞くと、すぐに答えてくれるので本当に助かります。Echo Showなら、音声だけでなく つづりも画面に表示される ので理解しやすく、学習効果も高いと感じます。
また、子どもが「なぜなぜ期」に入ったら、親が答えられない質問をアレクサに聞くのも良さそうです。親子で一緒に調べることで、「わからないことをその場で解決する習慣」にもつながると思っています。
音楽・英語かけ流しに便利
Amazon MusicやApple Musicなどのサブスクにある曲ならアレクサアプリから簡単に毎朝のかけ流し設定ができます。
ただ、我が家ではiPhone内のライブラリにしかない音源(ディズニー英語システムのシングアロング)を毎朝決まった時間にかけ流したかったため、少し工夫しました。
- iPhone側のオートメーションで
① 6:59にBluetooth接続オン
② 7:00に音量Maxで指定の曲を再生 - Alexa側の定型アクションで
① 6:59にiPhoneとBluetooth接続
これで毎朝7時から自動でシングアロングが流れるようになり、英語のかけ流し環境を整えられました。
うさ飼いママ音量をMaxにするのは、Bluetooth音源をEchoで再生すると、なぜかアレクサの声に対して、音量が小さく聞こえるからです。
鍵の施錠確認ができて安心
スマートロック「セサミ5」と連携しているので、家の中からでも外出先からでも施錠状況を確認できます。
「アレクサ、玄関のカギ閉まってる?」と聞くだけで答えてくれるので、うっかり閉め忘れの不安がなくなりました。
音声で確認できる安心感は大きいです。
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Echo PopとEcho Showを両方使ってみて
我が家では、リビングに Echo Show 5、寝室に Echo Pop を設置しています。
実際に両方を1年以上使ってみて、それぞれに向いている人や便利さの違いをまとめてみます。
Echo Popは「スマートスピーカー入門」に最適
Echo Popは価格が安く、シンプルなスマートスピーカーです。
画面はありませんが、音声アシスタントとしての基本機能(家電操作・天気・音楽・アラーム・リスト管理など)はEcho Showとほぼ同じ。
「まずは音声操作を体験してみたい」という人にはピッタリで、我が家でも最初の1台はこのEcho Popでした。
画面がなくても簡単な家電操作で困ることはありません。
現在でも寝室に移動させて毎日使っています。
Echo Showは「視覚的な便利さ」がプラス
Echo Showは画面付きなので、時計・天気・レシピ・通知などを一目で確認できます。使わない時にはAmazonフォトのスライドショーを表示できるので、デジタルフォトフレームとしても大活躍。
プライム会員ならAmazonフォトに無制限で写真を保存できるので、家族の写真を常に表示しておけます。ふとした瞬間に流れる懐かしい写真を見て、ほっこりすることもしばしばです。
デメリットを挙げるなら、常に画面が点灯しているため「電気代が少し気になる」点でしょうか。それでもリビングでは情報量の多さと写真表示の楽しさがあり、我が家では欠かせない存在になっています。
スマートホーム化に必須の「ハブ」選び
アレクサ本体だけでは赤外線リモコン家電を操作できません。
テレビやエアコン、照明を操作するには「スマートリモコン(ハブ)」の導入が必須です。
代表的なのが SwitchBotシリーズ と Nature Remoシリーズ。
我が家はSwitchBotを選びましたが、それぞれの特徴をまとめます。
SwitchBot ハブ2(リビングなどでメインで使うならこれ)
- 価格:9,980円前後(Amazonセール時は7,980円くらいまで下がることも)
- 特徴:温湿度計・照度計を内蔵、ディスプレイ付き、Matter対応。赤外線範囲はハブミニの約2倍。
- メリット:温度連動の自動化(例:28℃を超えたらエアコンON)が可能。見た目もスタイリッシュ。
- デメリット:価格が高め。
我が家ではリビングに設置。温度や湿度を数字で確認でき、夏のエアコン自動ONが本当に便利です。
SwitchBot ハブミニ(Matter対応・温湿度センサー付き)(コスパ重視ならこれ)
- 価格:6,180円前後
- 特徴:画面なしだが温湿度センサー搭載。Matter対応。照度センサーはなし。
- メリット:機能と価格のバランスが良い。寝室などサブ環境にぴったり。
- デメリット:デザインはシンプルで存在感は薄め。
我が家は寝室に導入。Echo Popと組み合わせることで、エアコンのON・OFF操作や、室温を教えてもらうことで快適な環境づくりに役立っています。
SwitchBot ハブミニ(初代スマートリモコン)(今から買うなら非推奨)
- 価格:5,339円前後
- 特徴:最もシンプルなモデル。Matter非対応、センサー類は一切なし。
- メリット:とにかく安く始められる。
- デメリット:拡張性に乏しく、今から買うならMatter対応版のほうがおすすめ。
Nature Remoシリーズとの違い
SwitchBotと並んで、日本で人気のスマートリモコンがNature Remoです。
Remo 3やRemo mini 2など複数ラインナップがあり、温度・湿度・人感センサー搭載モデルもあります。
- メリット:アプリUIが直感的で使いやすいと評判。特にiPhoneユーザーに好まれる傾向あり。
- デメリット:基本はリモコン操作が中心で、SwitchBotのような「物理ボタンを押すロボット」などの周辺機器はなし。
我が家はネームバリューがより一層あるSwitchBotを選びましたが、
シンプルにリモコンをスマホで操作したいだけならNature Remoでも十分だと思います。
アレクサを導入して感じたメリット・デメリットまとめ
メリット
- 家電操作が声だけでできる → リモコンを子供の手の届かない場所に保管してイタズラ防止に。音声操作がラク。
- リビングと寝室を連携して操作できる → 寝室のエアコンを遠隔でONできるのが本当に便利。
- 時計・天気・翻訳→スマホを開かなくても情報が得られて時短に。
- 買い物リスト → スマホにメモを取る手間が省けて買い忘れ防止に。
- 子どもの「なんで?」にすぐ答えられる → 教育やコミュニケーションの幅が広がる。
- 音楽・英語かけ流しの自動化が可能 → 子どもの英語教育やBGMに大活躍。
デメリット
- 音声認識がうまくいかないことがある → たまにアレクサが聞き間違えて誤作動するとストレス。
- 常時電源・ネット接続が必須 → Echo Showは画面が常に点いているので電気代も多少気になる。
- スマートホーム化には追加投資が必要 → ハブや連携デバイスをそろえていくと、最初の本体価格以上にお金がかかる。
総じて言えるのは、「アレクサはあれば便利、なくても困らない」というよりも、一度取り入れると生活の一部になって手放せなくなる存在ということです。特に子育て家庭では「時短」「教育」「安心」に直結する場面が多く、投資する価値は十分にあると感じました。
まとめ:アレクサは子育て家庭にこそおすすめ
我が家でアレクサを導入してから1年。Echo Popから始まり、Echo ShowやSwitchBotハブなどを追加してスマートホーム化を進めてきましたが、暮らしの便利さは確実にアップしました。
特に子育て中は何かと慌ただしく、「手がふさがっていても操作できる」「子どもに気を取られながらでも家電操作ができる」のは大きなメリットです。また、日常の些細な疑問にサッと答えてくれるので、子どもの教育とも相性がいいと感じます。
一方で、設定に時間がかかることや、ハブ等の追加デバイスの購入費が高いことなど多少のデメリットもあります。ただ、それ以上に「生活の質が上がった」と実感しているので、導入して良かったと感じています。
これからアレクサを導入しようと思っている方は、まずは手頃なEcho PopやEcho Showから始めてみるのがおすすめです。小さな一歩が、暮らしを大きく変えるきっかけになるかもしれません。
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