【レビュー】パナソニック ビルトイン食洗機導入で夫婦の“洗い物ストレス”が消えた体験談

毎日の「食後の洗い物」、意外と大きなストレスになっていませんか?
我が家では料理担当が私、洗い物担当が夫という分担でしたが、食器の量が多くなると夫からは「もう料理しないで」「食器多すぎ!」と不満の声が…。私にとっても、そんなやり取りがストレスでした。

「少ない水で効率よく洗える」「時短になる」と評判の食洗機。
光熱費の節約にもつながると聞き、興味を持ち始めました。
ちょうど私の実家にビルトイン食洗機があったのを思い出し、帰省時に使わせてもらったところ、その便利さに感動。「食洗機があれば夫婦ケンカが減るかも?」と思い導入を決意しました。

そして昨年6月、パナソニックのビルトイン食洗機 NP-45MD9S をYAMADA電機で設置。それから1年2ヶ月が経ちました。我が家の食洗機は導入してからほとんど一日も欠かすことなく働き続けています。
もう食洗機のない生活には戻れません。

本記事では、実際に1年以上使って分かった メリット・デメリット を、夫婦のリアルな体験談を交えてご紹介します。
「食洗機って本当に必要?」「導入すると生活は変わる?」と気になっている方の参考になれば嬉しいです。

目次

パナソニック ビルトイン食洗機(NP-45MD9S)を導入したきっかけ

冒頭でも書きましたが、我が家では「料理=私の担当」「食後の洗い物=夫の担当」という分担をしています。
特に問題なく家事分担できているつもりでしたが、子どもが生まれ食器の量も増えると、夫からは

  • 「洗い物が多すぎる」
  • 「これなら料理しないでほしい」

といった文句が出るように…。それを聞いている私もイライラしてきて、
「洗い物より料理のほうが何倍も大変なのに感謝してよ!」と言い返してケンカになることが頻繁にありました。
また私のほうも、夫が洗い物をしているときの、お湯を出しっぱなしにする洗い方がもったいなくて気になっていました。

そんな中で「食洗機があれば節水になるし、洗い物ストレスも減るのでは?」と思いつき、導入を真剣に検討し始めました。

実家での使用体験が後押しに

私の実家にはビルトイン食洗機がついており、帰省したときに試しに使わせてもらったのですが、やっぱり便利!
食器を入れるだけなのに、手洗いでは洗うのに時間がかかる油汚れまできれいに洗えていて、匂いの残りもありませんでした。

「やっぱり我が家にも欲しい!」
そう思い、夫婦で話し合った結果、ビルトイン食洗機を設置することを決意しました。

カタログを見たり、ネットの口コミを検索したりした結果、パナソニックの NP-45MD9S に決めました。

この機種に決めたのは、

  • 深型・大容量で調理器具も一緒に洗える
  • エコナビ対応なので少量の食器しか入れない場合でも節水になる
  • 液体洗剤自動投入非対応だけどその分コスパが良い

上記の点で選びました。

ネットの設置業者で安いところを探してつけてもらおうとしたのですが、残念ながら工事エリア外ばかり。
結局、地元のYAMADA電機のリフォーム担当に相談し、購入・設置工事をすることになりました。

1年2ヶ月使って感じたメリット

実際にパナソニックのビルトイン食洗機(NP-45MD9S)を1年2ヶ月使ってみて、「これは導入して本当に良かった」と感じる点がいくつもありました。
深型なので食器と一緒にフライパンや鍋などの調理器具まで一緒に洗えるのが想像以上に便利。
導入して大きく変わったのは、単に“家事の時短”だけでなく、家族の気持ちにゆとりができたことです。ここでは、我が家が実感したメリットを紹介します。

洗い物をめぐる夫婦ケンカが減った

食洗機を導入するまでは洗い物にかかる時間も長く、「食後の面倒な作業」となっていました。
自炊すると食後の作業が発生するという負担から、「弁当にしよう」「総菜で済ませよう」となる日も。
しかし、導入後は、食器を入れてスイッチを押すと、あとは自動で洗浄してくれるので、食後の作業のハードルがかなり下がりました。

「洗い物が大変だから自炊やめよう」なんて会話はなくなり、気持ちに余裕ができて、家事分担が自然にスムーズになりました。
結果として、夫婦のケンカが減り、気持ちよく食卓を囲めるようになったのは大きな変化でした。

乾燥機能でふきん・キッチンペーパーを使わなくなった

食洗機のメリットの1つは、乾燥機能です。
夜にまとめて食器をセットしておけば、朝にはカラッと乾いているのでそのまま棚に戻せます。

手洗いだと、特に食器が多い日は水切りカゴがいっぱいになり、無理やり重ねて置くことに…。
翌朝になっても重なった部分が湿ったままなんてこともよくありました。
新しい洗い物をする前に、乾いていない食器があると布巾やキッチンペーパーで拭く作業が発生していました。

その点、食洗機を導入してからは布巾を使う頻度が格段に減り、家事の時間が短縮されました。

少ない水でしっかり洗える安心感

食洗機のメリットに節水が挙げられます。
食洗機は少量のお湯を効率的に循環させて汚れを落とす仕組みなので、水の使用量は手洗いより圧倒的に少ないのです。

特に驚いたのは、カレーの後のベタベタ皿や油の多いフライパン
手洗いだとどうしてもベタつきや匂いが残りがちですが、食洗機なら70℃以上の高温のお湯と強力な水流でスッキリ落ちます。匂いも残りません。
「ほんとにきれいになってる!」という安心感があるので、もう手洗いに戻る気はありません。

殺菌効果で手洗いより衛生的

我が家が導入したNP-45MD9Sは、ストリーム除菌洗浄に対応しているモデルです。
高温・高圧の水流で洗うため、汚れが落ちるだけでなく99%除菌が可能。

小さい子どもがいる家庭では、哺乳瓶や子ども用の食器などを少しでも清潔に保ちたいですよね。
食洗機ならその点も安心。
特に夏場は雑菌が気になる季節ですが、「ちゃんと除菌されてる」という確信を持てるのは大きなメリットでした。

デメリット・気になった点

慣れるまでは食器を入れるのに時間がかかる

導入してすぐの頃は、「どこにどの皿を置けばいいのか」で迷うことが多く、正直ストレスでした。
入れてみて違ってまた入れて……と何度もやり直していると、「手洗いのほうが早いのでは?」と思うほど。
さらに、持っていた食器の中には食洗機に適さない形状のものもあり、一部は買い替えることに。

ただ、数週間も使うとだんだん「この皿はここ」「コップはここ」とパターンが決まってきて、入れるのはスムーズに。今では食べ終わった食器をほぼ無意識に並べられるようになりました。

食器の形によっても仕上がりが変わることが分かり、特に皿はドーム型よりも末広がりの形が重ねやすくてしっかり洗えます。
我が家ではIKEAの「オフタスト」(1枚99円)をまとめ買いしました。
安くて食洗機との相性も良いので、結果的にコスパの良い選択になったと思います。

光熱費の節約効果は実感しづらい

「食洗機を使えば水道代が安くなる」と聞いて期待していましたが、実際に1年以上使ってみてもほとんど分かりませんでした。
毎月の明細を見比べても誤差レベルで、正直「節約になってる!」という実感はなし。

また電気代についても、我が家はオール電化なので使うお湯が減るなら安くなるかと期待したのですが、ほとんど変化なしでした。

電気代に関しては、電力が安くなる夜間に食洗機を回していたから違いが分からなかったのかもしれません。
でも乾燥機能を毎晩使っていて電気代が同じなら良い結果ですよね。

水道代についても、手洗いと同じくらいの光熱費で、手間が大幅に減ったと考えれば十分プラスです。
むしろ「便利になったのに光熱費が増えていない」と思えば納得感がありました。

設置スペースや工事のハードル

我が家では深型のビルトイン食洗機(パナソニック NP-45MD9S)を選びました。
調理器具まで一緒に洗える大容量タイプで後悔はないですが、設置にあたりシステムキッチンの引き出しを上下2段つぶす必要
があり、収納スペースは減少。元々引き出しに入れていた調理器具や調味料の置き場所を考えなおす必要がありました。

さらに後付け設置だったため、対応できる業者を探すのに苦労しました。ネットでいくつも問い合わせをしたものの、工事可能エリア外ばかり…。
最終的に地元のYAMADA電気のリフォーム担当に相談し、訪問見積もりを経て、ようやく設置が実現しました。

ただし新設工事だったので、電気の配線を引く作業やもろもろの工事が必要になり、費用はトータルで約10万円ほどかかることに。
商品代と合わせて計26万の出費は大きかったです。

予洗いが必要な場合もある

カタログには「予洗い不要」と書いてありますが、実際に使ってみると食べかすやソースの固まりは軽く水で流してから入れたほうが安心です。
理由は、運転後に残さいフィルターにゴミがべったり張り付くのを掃除するのが意外と面倒だから。

また、パナソニックの公式情報にも「軽く下処理をすれば細かい汚れの再付着を防げる」と書かれていて、完全に予洗いゼロが推奨されているわけではないと感じました。

そのため我が家では、”食べかすは軽く水で落としてからセット”というように、軽い予洗いを習慣にしています。

まとめ|パナソニック ビルトイン食洗機で得られた“時間と心のゆとり”

ビルトイン食洗機(パナソニック NP-45MD9S)を導入してから、我が家の「洗い物ストレス」問題はほぼ解消しました。

最初のころは食器の詰め方に慣れず「手洗いのほうが楽」と文句を言っていた夫も、1年経った今ではすっかり使いこなしてくれています。
おかげで私は安心して任せられるようになり、食後は子どもの寝かしつけや自分の時間に集中できるようになりました。

本体代と工事費を合わせて約26万円と大きな出費ではありましたが、導入して本当に良かったと思っています。光熱費の変化は実感できなかったものの、食器洗いの手間がなくなったことで自炊のハードルが下がり、外食や総菜に頼る機会が減った結果、食費の節約につながるという嬉しい効果もありました。

家事をめぐる夫婦のストレスを減らし、家族との時間を増やしたい方にこそ、ビルトイン食洗機の導入は強くおすすめしたいです。


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公式サイトはこちら

👉 パナソニック ビルトイン食洗機(NP-45MD9S)公式ページ


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